年老いた星に楕円軌道のホットジュピター

NASAの人工衛星「TESS」が、「TOI-172」と呼ばれる年老いた恒星にホットジュピター(高温の木星型惑星)を発見しました。この星は、質量が大きく楕円軌道を持つという、ホットジュピターとしては珍しい性質を備えています。

“年老いた星に楕円軌道のホットジュピター” の続きを読む

TESSが最大5つの惑星を発見

2018年に打ち上げられたNASAの人工衛星「TESS」が、最大で5つの惑星を含む可能性のある惑星系を発見しました。

惑星が発見されたのは「TOI-125」と呼ばれる恒星で、発見された5つの「惑星候補」のうち、現時点で2つが惑星と確認されています。

“TESSが最大5つの惑星を発見” の続きを読む

数百の惑星がK2ミッションのデータに

NASAのケプラー宇宙望遠鏡の延長ミッションとして行われた「K2ミッション」では、これまでに300個以上の惑星が発見されています。このK2のデータからは、さらに数百の惑星が見つかるだろうとする推計が発表されました。

“数百の惑星がK2ミッションのデータに” の続きを読む

オウムアムアは彗星の残骸?

2017年に発見された「オウムアムア」は、観測史上最初の太陽系外に起源を持つ小天体です。この天体は、異常に細長い形状や、彗星のようなガスの放出が無いにもかかわらず非重力的な加速が観測されるなどの、風変わりな特徴が見つかっています。

この度、オウムアムアは彗星が分解した際に発生したダストが集合したものと考えれば、これらの特徴を説明できるという研究が公表されました。

もっと読む

銀河中心方向にホットジュピター候補

星の密集する銀河中心をターゲットにした「ケプラー」宇宙望遠鏡の観測で、トランジット惑星の候補が見つかりました。

ケプラーの延長ミッションに当たる「K2ミッション」は、トランジット法で惑星を検出する目的で行われました。ただし「キャンペーン9」 (C9) と呼ばれる期間は例外です。この期間中ケプラーはマイクロレンズ法に有利となるように、恒星が密集した銀河系の中心部「銀河バルジ」を観測しました。

関連記事:系外惑星の観測方法#トランジット法

関連記事:系外惑星の観測方法#マイクロレンズ法

“銀河中心方向にホットジュピター候補” の続きを読む

ケプラー410Abの見えない隣人

ケプラー宇宙望遠鏡が発見した太陽系外惑星「ケプラー410Ab」には、トランジット時刻変動 (TTV) という現象が見つかっています。

従来、このTTVは「ケプラー410Ab」の主星に未発見の恒星の伴星が存在することを示しているのではないかという説がありましたが、観測によって否定されました。

“ケプラー410Abの見えない隣人” の続きを読む

オウムアムアの形状が大変なことになる

2017年に発見された「オウムアムア」は、史上初めて観測された太陽系外由来の小天体です。

オウムアムアは既に太陽系から飛び去りつつありますが、限られた期間の記録から、長軸と短軸の比が6~10倍という細長い「葉巻形」をしていると推定されます。

この数字は、既に、太陽系内の既知の天体では見られないほど極端なものです。しかしこの度ハーバード大学のA. Siraj氏とA. Loeb氏がアメリカの天文誌『Reserch Note of The AAS』(RNAAS) に投稿した研究は、実際のオウムアムアの形状はさらに極端かもしれないことを示しています。

“オウムアムアの形状が大変なことになる” の続きを読む

スピッツァー宇宙望遠鏡が系外惑星を観測

ケプラー宇宙望遠鏡の「K2ミッション」で発見された8つの天体について、スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡を用いたフォローアップ観測の結果が報告されています。

この研究では、新たに1つの天体が系外惑星と確認されたほか、既知の惑星もより精度の高い情報が得られました。

以下詳細な解説です(約2800文字)

“スピッツァー宇宙望遠鏡が系外惑星を観測” の続きを読む

連星系は少数派 赤色矮星の大規模調査が明かす

「赤色矮星」とは太陽と比べて質量が軽い恒星(0.07~0.60倍程度)のことです。赤色矮星は暗い天体ですが、個数ベースで銀河系全体の恒星の75%を占めているため、銀河系の実像を知る上で欠かせません。

“連星系は少数派 赤色矮星の大規模調査が明かす” の続きを読む