赤色矮星グリーゼ685に系外惑星が見つかる

グリーゼ685と太陽系

赤色矮星を観測している「HADES」プログラムで、恒星「グリーゼ685」に地球の9倍の質量を持つ惑星が見つかりました。この発見はイタリアのトリノ天文台に所属する M. Pinamonti 氏らがarXivに投稿したプレプリント(リンク)で伝えました。

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人工知能がK2のデータから2つの惑星を発見

ケプラー宇宙望遠鏡の延長ミッションにあたる「K2ミッション」の観測データから、人工知能を用いて新たに2つの惑星「K2-293b」と「K2-294b」が発見されました。

※この研究の内容のうち惑星発見以外の部分については別記事に書いています

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人工知能による系外惑星の検出とその限界

ケプラー宇宙望遠鏡の「K2ミッション」のデータから、人工知能(ニューラルネットワーク)を用いて惑星候補を探す研究が行われました。研究では新たに2つの惑星が見つかった一方、人工知能が万能ではない事実も浮き彫りになりました。

※この記事では惑星の発見以外の内容について解説しています(惑星発見については別記事りあります)。

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太陽系のガス惑星に似た大気を持つ系外惑星

コア集積

系外惑星「HAT-P-26b」の観測データを再分析した研究で、この惑星の大気が、太陽系のガス惑星と同様に金属(=ヘリウムより重い元素)に富んだ元素組成を持つことが確かめられました。

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一等星アルデバランの惑星が消える?

アルデバランと太陽の比較

おうし座にある巨星「アルデバラン」には惑星が存在する可能性があるとされてきました。新たな研究で、その根拠とされてきた視線速度の変動は、惑星に由来するものではないことが示されました。

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系外惑星発見 WASP-177b・181b・183b

WASP-177・181・183系

トランジット法で系外惑星の観測を行っているWASPプロジェクトが、新たに3つのホットジュピターを発見しました。この発見はジュネーブ大学の Oliver D. Turner 氏らによってarXivで報告されました(リンク)。

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系外惑星発見 カタール8b・9b・10b

カタール8・9・10系

カタール系外惑星サーベイが、3つのホットジュピターの発見を報告しました。この発見はカタールのハマド・ビン・ハリーファ大学に所属する Khalid Alsubai 氏らの研究グループによってarXivで伝えられました(リンク)。

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※不動蓋 (stagnant-lid) テクトニクスとは?

天体を表面の固体の動きを扱う理論を「テクトニクス」といいます。「不動蓋」(stagnant-lid) とは、天体の表面全体が一枚の殻で覆われているような状態で、これを扱うのが「不動蓋テクトニクス」です。

天体表面の岩石の動きは、地球を前提とした「プレートテクトニクス」を中心に行われてきました。しかしこの理論が扱うプレート運動は、限られた条件で現れる特殊な様態であり、岩石天体全体を見れば不動蓋が支配的な地位を占めていると考えられています。

この項目ではそのような不動蓋テクトニクスの概要について記述しています。

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※赤色矮星の惑星に生命は存在できるのか? 前主系列段階の問題

質量が太陽のおよそ半分以下の恒星のを赤色矮星といいます。赤色矮星は銀河系にある恒星の大半を占めるため、赤色矮星の惑星に生命が発生・進化できるかどうかは、銀河系全体にどれだけ生命が存在するかを見積もるうえで大きな影響があります。

前主系列星の脅威

生命の発達を脅かしうる赤色矮星の特徴の1つとして、「前主系列段階」の長さがあります。前主系列段階とは、恒星が生まれた直後で比較的光度が大きい段階のことです。

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TESSが超短周期のスーパーアースを発見

恒星「HD 213885」に2つの惑星が発見されました。このうち内側の惑星「HD 213885 b」は、わずか1日で主恒星の周りを公転する高温のスーパーアースです。

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逆行軌道の惑星が連星系に見つかる

連星系に属する高温の恒星「WASP-180A」にホットジュピターが発見されました。この惑星は恒星の自転と逆方向に公転する逆行惑星です。

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※ドップラートモグラフィー法による系外惑星の観測とは

自転によるドップラー効果

ドップラートモグラフィー法」(Doppler tomography, DT法)は「光のドップラー効果」を利用した観測法です。この方法はトランジットを起こしている惑星(=観測者から見て恒星の手前を横切る惑星)に適用でき、惑星の軌道が恒星の赤道面に対してどれだけ傾いているか知ることができます。

この方法は高速で自転する恒星の周りにあるトランジット惑星の観測に適します。類似した技法として「ロシター・マクラフリン効果の測定」があります。

関連記事:系外惑星の観測方法

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多重惑星系の外側に楕円軌道の木星型惑星が見つかる

ケプラー65の視線速度

すでに3つの惑星が知られている「ケプラー65」系に、新たに木星型惑星が見つかりました。この惑星は木星の6割以上の質量をもち、260日周期で楕円軌道を公転しています。

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TESSが3つの惑星を発見・地球より小さい惑星も

ルイテン98-59系の惑星と太陽系の地球型惑星

NASAの系外惑星観測衛星「TESS」が赤色矮星「ルイテン98-59」(略称 L 98-59)に3つの地球サイズの惑星を発見しました。最も小さい惑星は半径が地球の7割しかないと見られます。

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オウムアムアの異常な形は微惑星が衝突した結果?

微惑星の衝突とその結果

恒星間天体「オウムアムア」は、自転にともなって著しく光度を変えることから、異常に細長い形をしていると見られています。

シミュレーションを用いた研究で、微惑星同士が低速で衝突合体した際にこのような天体が生じることが示されました。

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