最遠の多重惑星系が見つかる

太陽系から2万3000光年離れた位置に、マイクロレンズ法の観測で2つの巨大ガス惑星を含む惑星系が見つかりました。

5つのマイクロレンズサーベイ

韓国の忠北大学に所属する Cheongho Han 氏らの研究グループがarXivに投稿した研究(arXiv:1907.01741)は、赤色矮星(低質量の恒星)と2つの巨大ガス惑星からなる惑星系「OGLE-2018-BLG-1011L」をマイクロレンズ法で発見したことを伝えています。

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最小の相対質量を持つマイクロレンズ惑星

地球の約6倍の質量を持つ惑星がマイクロレンズ法で発見されました。これまでに同法で見つかった惑星として最も相対質量が小さい天体です。

マックス・プランク天文学研究所とオハイオ州立大に所属する Andrew Gould 氏らのグループがarXivに投稿した研究(arXiv:1906.11183)は、マイクロレンズ法で系外惑星「KMT-2018-BLG-0029Lb」を発見したことを伝えています。マイクロレンズとは、光源天体の手前を別の無関係な天体(レンズ)が通過した時に、観測される光度が一時的に明るくなる現象です。

関連記事:系外惑星の観測方法#マイクロレンズ法

この惑星に関連したマイクロレンズイベント「KMT-2018-BLG-0029」は2018年5月30日に「KMTNet」によって発見され、「スピッツァー」宇宙望遠鏡の運用チームに通知されました。スピッツァーは7月にこのイベントの記録を始めました。

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マイクロレンズ法で発見された系外惑星KMT-2018-BLG-1990Lb

マイクロレンズ効果の観測を行っている「KMTNet」が、新たに系外惑星を発見しました。赤色矮星を公転する木星型惑星と見られます。

韓国天文科学院に所属するYoon-Hyun Ryu氏らがarXivに投稿した研究(arXiv:1905.05509)は、重力マイクロレンズ法を用いて新たな惑星「KMT-2018-BLG-1990Lb」を発見したことを報告しています。

関連記事:系外惑星の観測方法#マイクロレンズ法

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銀河面で見つかったマイクロレンズ惑星

これまでマイクロレンズ法の観測に適していないと考えられてきた銀河面で新たに惑星が見つかりました。

韓国天文研究員に所属する Yoon-Hyun Ryu 氏らがarXivに投稿した研究(arXiv:1905.04870)は、マイクロレンズ効果を利用した系外惑星の発見を伝えています。

マイクロレンズ効果とは重力レンズ効果の一種で、光源となる天体の手前を別の天体(レンズ)が横切った時、光源から地球へ向かう光の経路がレンズ天体の重力で歪み、光度が変化する現象です。

関連記事:系外惑星の観測方法#マイクロレンズ法

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13年前のデータから見つかった系外惑星

2006年の観測データから、マイクロレンズ法で低質量の主星を公転する巨大ガス惑星「MOA-bin-29b」が見つかりました。

大阪大に所属する近藤依央菜氏らの研究グループがarXivに投稿した研究(arXiv:1905.01239)は、マイクロレンズ法によって惑星「MOA-bin-29b」を発見したことを伝えています。

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OGLE-2018-BLG-0740Lb・マイクロレンズ法で発見された系外惑星

マイクロレンズ法で新たに惑星が見つかりました。惑星系の主恒星はマイクロレンズ法で観測されたものとしては明るい天体で、今後視線速度法などを用いた詳しい観測が期待されます。

重力マイクロレンズに伴う変光の例

韓国の忠北大学に所属する Cheongho Han 氏らがarXivに投稿した研究(arXiv:1905.00155)は、マイクロレンズ法で惑星「OGLE-2018-BLG-0740Lb」を発見したことを伝えています。

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※マイクロレンズ法の観測プロジェクト

マイクロレンズ

マイクロレンズ効果とは、背景にある恒星の手前を別の星が横切るときに、光の進路が曲げられることで光度が変化する現象です。この記事では重力マイクロレンズ効果の観測を主目的としたOGLE・MOA・KMTNetプロジェクトを説明しています。

関連記事:系外惑星の観測方法#マイクロレンズ法

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マイクロレンズ法で発見された系外惑星候補とその限界

マイクロレンズ

韓国が運用するKMTNetと呼ばれる観測ネットワークが、重力マイクロレンズ法で2つの惑星候補を発見しました。しかしこれらを惑星と確認するのはマイクロレンズ法特有の問題により困難ということです。

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