深海の脅威が海洋惑星を凍結させる

深い海を持った海洋惑星では、海底に「高圧氷」の層が形成されることで気候が著しく寒冷化する可能性があることが分かりました。

海洋惑星の定義の一例

地球の海洋は、太陽系内では他の惑星には見られない特徴です。しかし地球質量全体に占める割合は0.02%、地球内部の水を含めても約0.1%に過ぎません。一方で、太陽系外惑星ではより多くの水を持つ「海洋惑星」も存在すると考えられています。

“深海の脅威が海洋惑星を凍結させる” の続きを読む

重力の弱い海洋惑星の居住可能性

重力が弱く大気が活発に流出する惑星でも、生物が生息可能な環境を一定期間保てることが分かりました。

深い海に覆われた惑星を「海洋惑星」といいます。これらの惑星には、地球のような水が質量に占める割合が0.1%に過ぎない星とは異なり、質量の1~数パーセント以上の水(氷を含む)が含まれています。

ハーバード大学に所属する Constantin W. Arnsheidt氏らの研究チームが6月25日にarXivに投稿した研究は、質量の小さい海洋惑星の居住可能性(=生物が生息できるかどうか)について調べたものです。

“重力の弱い海洋惑星の居住可能性” の続きを読む

海洋惑星の居住可能性・二酸化炭素が脅威となる?

「海洋惑星」には水の他に二酸化炭素が含まれます。新しい研究ではこれまでよく分かっていなかった海洋に溶け込めない二酸化炭素がの振る舞いが調べられました。

海洋惑星の定義の一例

地球に含まれる水(H2O)は惑星質量の0.1%にすぎません。一方で地球以外では、集積の過程で大量のH2Oを揮発性物質の形で取り込んだ「海洋惑星」が存在すると考えられています。

今回米シカゴ大に所属する Nadejda Marounina 氏と Leslie A. Rogers 氏がarXivに投稿した研究(arXiv:1904.10458)は、そのような海洋惑星を扱っています。

“海洋惑星の居住可能性・二酸化炭素が脅威となる?” の続きを読む