死にゆく恒星の周りでハビタブル惑星は

一般的なイメージに反し、寿命を迎えて膨張する赤色巨星の周りにも「生命の惑星」は存在可能です。そのような惑星の環境について調べた研究がこの度公表されました。

恒星の進化の概要

太陽のような恒星は一生の大半を安定した主系列星として過ごしますが、寿命の末期になると膨張を始めて巨星になります。

巨星の膨張とともに「ハビタブルゾーン」(惑星表面に海が存在可能な範囲)は外側に移動していきます。主系列星時代にハビタブルゾーン内に存在した惑星は生命が住めなくなる一方、かつて氷に閉ざされていた惑星が表面に生命の住める惑星になるかもしれません。

今回米コーネル大に所属する Thea Kozakis 氏と Lisa Kaltenegger 氏が『アストロノミカル・ジャーナル』で公表した研究(リンク)は、そのような巨星の周りの惑星について調べています。

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一等星アルデバランの惑星が消える?

アルデバランと太陽の比較

おうし座にある巨星「アルデバラン」には惑星が存在する可能性があるとされてきました。新たな研究で、その根拠とされてきた視線速度の変動は、惑星に由来するものではないことが示されました。

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