※古い恒星は金属量が低い

親記事:恒星の金属とは

水素・ヘリウムの2つの元素は、宇宙の誕生直後に生成されました。別の言い方をすれば、初期の宇宙には水素とヘリウムしか元素が存在しませんでした。

※厳密に言えば宇宙誕生直後には水素・ヘリウム以外にもリチウムが生成されたと考えられていますが、極めて微量であるためここでは無視するものとします。

それ以外の元素すなわち「金属」は、後に恒星内の核融合反応で作らればら撒かれたものです。宇宙誕生から137億年の歳月をかけて、金属元素の割合は現在の値にまで増加しました。

つまり過去に遡るほど宇宙の金属量は減っていき、古い時代に形成された恒星ほど金属に乏しい傾向にあります。

金属量は、同じ時代に似たような環境で形成された星でも多少のばらつきはあります。しかし例えば太陽系近傍にあって金属量が太陽の10分の1というような極端に金属が少ない恒星は、ほぼ間違いなく太陽より古い恒星と言えます。

金属量の地域差

(3月12日作成)

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