初期の海王星は楕円軌道だった

海王星の外側にあるエッジワースカイパーベルト(EKB)天体の分布から、太陽系の初期の歴史において海王星が楕円軌道を持っていたことが示されました。

海王星は現在半径30天文単位(※1天文単位=太陽と地球の距離)の軌道を公転しています。標準的なモデルでは海王星は今よりいくらか太陽に近いところで生まれ、現在の軌道に移動(=マイグレーション)したと考えられています。海王星の外側にはエッジワースカイパーベルト(EKB)天体と呼ばれる小天体が無数にあり、海王星のマイグレーションの歴史はその分布に刻まれています。

米サウスウエスト研究所・宇宙科学部門のDavid Nesvorný氏がarXivに投稿した研究は、初期太陽系における海王星のマイグレーションがどのようなものだったかEKB天体の分布に基づいて推測したものです。この研究は2020年12月25日にarXivに投稿され、現時点ではプレプリントの状態です。

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