先日、金星大気にリン化合物のホスフィン (PH3) が検出されたというニュースが伝えられました。ホスフィンが金星大気に存在している理由は既知の非生物的なプロセスでは説明できず、未知の非生物プロセスか、あるいは生物由来かもしれないとして注目されています。
これに対して、ホスフィンは実際には検出されたとは言えないとする研究が新たにプレプリントとして公表されました。この研究はオランダのライデン大学に所属する I. A. G. Snellen 氏らが、2020年10月19日にarXivに投稿したものです(リンク)。
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